私たちの未来に影響及ぼす食品ロスの実態について学ぼう!

グルメ

こんにちは!今回は食品ロスについてのお話を共有したいと思います。

まだ食べれるのに捨てられてしまうという食品ロス。皆さんも知らず知らずのうちに食べ物を残してしっまたり、賞味期限を切らしてしまい、やむを得ず捨てた経験はありませんか?実は、このような行動が私たちの生活に危険を及ぼしています。

目に見えにくいこの危険性について、今回皆さんに共有していきます!

3分の1の食品が捨てられている!?

発展途上国では、今もなお毎日十分な食事をとれず、栄養失調で苦しむ人々が8億人以上いるといわれています。そんな中、先進国を中心とする多くの国で、食品ロスが問題となっています。

年間でどれほどの量の食品が破棄されてるか知っていますか?

FAO(国際連合食糧農業機関)によると、世界で生産される3分の1の食糧が毎年破棄されていることがわかりました。それは約13億トンほどあるといわれています。実は、日本だけで見ても、約612万トンほどの食品ロスが出ているんです。国民一人当たりに換算すると、毎日お茶碗1杯分の食品を捨てていることになります。

食品ロスが私たちに及ぼす危険性

①環境汚染

食品ロスは、様々な要因で環境に大きな負荷をかけています。そもそも食品が作られる過程で、沢山の水やエネルギーが使われています。それは水質汚染やCO2の排出の原因となり、地球温暖化に貢献してしまします。それだけでも十分環境汚染につながりますが、食品ロスが出ると、その埋め立て時にメタンを発生させてしまいます。日本では、廃棄される食品は焼却処分しますが、多くの国では埋め立てが一般的です。CO2と同様、メタンも地球温暖化に影響を及ぼす温室効果ガスです。

②人口爆発による食糧危機

日本では少子高齢化が進んでいますが、世界的にみると、人口は年々増加傾向にあります。このまま増え続けると、2050年には97億人を超えると予測されています。特に発展途上国の人口が増加しており、貧困問題やそれに伴い、食糧難も問題視されています。発展途上国での食品ロスの多くは収穫段階でみられます。技術の発展が乏しいため、衛生管理が悪く、害虫やカビが発生してしまい、作物を腐らせてしまします。また、機械などを持っている農家も少なく、収穫が間に合わないこともあります。一気に多くの作物を作れないと、今後の人口増加に対応できなくなる可能性があり、深刻な問題となっています。

③経済的損失

先ほども少し触れましたが、食品が私たちのもとに届くまで、水、エネルギー、人など沢山のコストが発生します。食品の廃棄が出るということは、同時にそういったコストも無駄になってしますということのになります。結果的に食品ロスを減らすことは、経済負担の削減にも効果的だというわけす。

MOAIの取り組み

MOAIでは、さまざまな農家さんと協力し、食品ロスの削減に取り組んでいます。京都四条大宮にある店舗では、農家さんからいただいた規格外野菜を低価格で販売しています。規格外野菜は見た目が悪いため、市場に出回りません。そのため、味が良くても破棄されてしまい、食品ロスとなります。そこでMOAIは、そういった規格外野菜を農家さんから引き取り、一つでも多くの規格外野菜を廃棄しない取り組みを行っています。

この日は、里芋、じゃがいも、さつま芋を販売していました!今回はなんとすべて10円で販売しました!この価格でおいしい野菜を買うことが出来るなら、とてもお得ですよね!時期によってきゃべつやみかんなど、販売する野菜も季節のものになります。お財布にも環境にもやさしくてメリットだらけですね^^四条大宮店で毎日販売しているので、お近くの方はぜひご利用してみてください!

参考資料

食品ロスの現状を知る:農林水産省 (maff.go.jp)

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