2022年10月23日(日)今回見学させていただいたのはマコトヤ菜園の西田さん。滋賀県高島市で野菜を作られている農家さんです。
西田さんが農業を始めたのは9年前。それ以前は食堂を経営されていたのですが、東日本大震災をきっかけにそれまで購入していた野菜の安全性に疑問を持ち、安心安全な食を届けたいという思いから始められたそうです。
この広い畑も全て無農薬でやられているとのこと。高島市の農産ブランド認証も受けているそうで安心して食べることができます。
今回はコーヒー豆の麻袋を活用した「麻袋・天然繊維防草シート」を畑に敷く作業を、学生5名、大人3名で行いました。
防草シートを敷いたあとは、野菜の収穫にもチャレンジしました!
里芋と枝豆の収穫
皆さんは里芋がどのようにできるのか知っていますか?
里芋は土の中にできますが、その茎はじゃがいもの茎よりもずっと太く、堂々とした葉っぱがつきます。
茎のすぐ下には一番大きい親芋ができますが、これはあまり売られることがなく、よく目にするのはその周りにできる子芋や孫芋です。これを一つ一つ手で取り土を落としていきます。
この他にも、なすびやカリフラワーなども栽培されていました。
西田さんについて
普段は福井まで足を運んで海釣りを楽しんでいるという西田さん。そんな西田さんの農業はあくまでも無農薬であることにこだわりぬいています。
「安心して食べられる野菜を作っているのでぜひお買い求めください!」
消費者に安全なものを食べてほしいという強い思いをにじませながらそう仰っていました。
今後は、木くずを肥料に変えるためのキノコ菌床作りや、遺伝子組み換え作物を一切含まない麦芽糖づくりに挑戦されるそうで、もう取り組みを始めているんだとか。
こだわりを持って様々なことに挑戦される西田さんの素敵な人柄が、取材を通して伝わってきました!