食品添加物って聞いたことあるけどよくわからない、いったい何だろう?と思われている方は多いのでしょうか。今回は食品添加物の種類や用途について解説していきます!
食品添加物の定義
食品添加物は、保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるものです。
食品添加物 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)
簡単に言うと、食品添加物は、その商品を作る際、保存期間や味、色味、風味など、欠けている役割を補う役割を果たしています。
食品添加物の分類
食品添加物は、主に4つの部類に分類されます。
①指定添加物(466品目)
厚生労働大臣により安全性と有効性が認められたもの
②既存添加物(357品目)
長い間使用された実績があるものとして厚生労働大臣が認めたもの
③天然香料(約600品目)
動物性から得られる天然の物質で、食品に香りをつけるもの
④一般飲料食品添加物(約100品目)
一般に食品として飲食に供されているもので添加物として使用しているもの(食品衛生法第12条から引用)
食品添加物は体に悪い?
普段から私たちがよく食べているものの多くに、食品添加物は含まれています。厚生労働省は、安全性を検証したうえで、健康に影響のないもののみが流通しているため、基本的な安全は保障されているといえます。しかし、一定量の食品添加物を摂取すると、腸内環境を悪くしてしまいます。結果的に、便秘や肌荒れの原因になりうることもあります。
食品添加物を多く含む製品
・コンビニのお弁当
・ハンバーガーなどのファストフード
・菓子パン
・ハムやベーコン
・調理済みパスタ
・インスタントラーメン
食品添加物を摂りすぎるとどうなる?
基本的に体への害はないとされていますが、過剰摂取をすると、体に危険性が及ぶ可能性があります。
例えば、
・栄養素の吸収が悪くなる
・腸内環境が悪くなる
・脳細胞が破壊される
また、ほかの物質と反応して、発がん性物質に変化する場合もあります。
世界一の添加物大国日本
いかがでしたか?
実は、日本は世界一の添加物大国といわれています。それは、認可されている食品添加物の種類がほかの国に比べて多いからです。私たちの周りには、見た目もよく、おいしい食品があふれていますが、その一方で、品質を保つために、沢山の食品添加物が使われているのです。
摂りすぎなければあまり心配する必要はありませんが、食品添加物が含まれていなくてもおいしい食品はたくさんあります。自分たちの健康に気をつけながら、楽しくおいしい植生かとぉ心がけましょう